西伊豆でバッサーン。


今年も我が家の恒例行事「ルンのすけの誕生日を祝う旅」に行ってきました。ルンのすけ、4歳になりました。早いなぁ。大切な大切なルンのすけ。いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱい遊んで、うんと長生きしてね。

場所は大好きな伊豆エリア。今回は西伊豆まで足を伸ばしました。西伊豆は子供の頃に行ったことがあるので、エメラルドグリーンの海や断崖絶壁の数々、堂ヶ島の天窓洞などを眺めながら懐かしい思い出もよみがえりました。我が家の場合、小旅行に行くときは伊豆方面が多いんですよね。距離的にちょうどいいというのもありますが、そもそも伊豆方面には馴染みがあるのです。父の故郷が静岡県の沼津なのでね。子供の頃から夏休みにはよく沼津方面に行ってました。父が漕ぐボートで釣りに出たり、潮干狩りをしたり、高台にある海の見えるご先祖のお墓に行って蚊にさされまくりながらお墓の掃除をしたり…どれもこれも、いい思い出です。父が生きていたときよりも亡くなってからのほうが、静岡への思いは強くなった気がします。実家がある横浜から沼津に行くルートと、いま住んでいる鎌倉から伊豆に行くルートは同じなので、流れる景色を見ていると色々な記憶がよみがえるんですよね。湾岸をドライブしながら伊豆に向かうとき、父も一緒に行ってくれているような、はたまた現地で待ってくれているような、そんな気分になるときもあります。ふんわりした感情だけど、そういうのってありがたいです。…おっと、肝心のルンのすけの話題をぜんぜん書いていないですね。ごめんごめん、ルンのすけ。ルンはいつもハッピーなわんこなので、どこに行ってもニコニコと楽しんでくれました。堂ヶ島に行ったときはめちゃくちゃ暴風の日で、大きな岩にぶつかった波がバッサーンと高いしぶきを上げていて、強風に目を開けているのもやっとだったのですが、そんななかでもルンのすけは落ち着いてじっと海を眺めていました。大したもんだ。ルンが吹き飛ばされないようにギュッと抱っこしているこっちは必死だったけどね。