お薦め本のご紹介

『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』

大ベストセラー『人は話し方が9割』の著者として有名な永松茂久さんが書かれた長編ノンフィクション。私はもちろん、Audibleで堪能させて頂きました(前回参照)。

永松さんのお母様がとにかく素晴らしいお人柄で、生き様そのものが周りの人々の心を温め、励まし、時に強くもし、人としてあるべき方向に導いてくれる。だからと言って、凄くストイックとか教育ママかと言えば全くそんなことはなく、むしろ逆で、柔らかく、チャーミングで、周りがびっくりするような天然ぶりを発揮されたりもする。でも、その行動全てに一本筋が通っていて、人々はお母様の奇想天外な言動に振り回されながらも、凄く大切なことを自然と学んでいく。故に、読者である私も、笑いながら気楽な感じで読み進めているつもりが、気づくとマーキングし、ブックマークしまくり、時に同じ文章を何度も読み返しては自問自答するようなシーンが何度もやってくる。

そんなお母様の中に一本通っている精神が、まさにタイトルになっている「喜ばれる人になりなさい」というもの。実は、Audibleで何を読もうかと何気なく色々な本を眺めていた際、このタイトルが目に入ったとき、私は一瞬で「読みたい!」って思ったんですよね。その気持ちを自分なりに分析すると、きっと私は人を喜ばせたいという気持ちが凄くあって、でもそれができている、あるいはできる自信があまりないんだろうなと。何をやっても相手が本当に喜んでくれているか確信が持てない。それは私の性格もあるかもしれませんが、もしかしたら、同じような感覚をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。でも、この本を読むことによって、そうした気負いをひとつずつ軽くしてもらえて、喜ばれる人になるとはどういうことかが、ストンと腹落ちするような気がしました。これってこれからの人生を歩んでいく上で物凄く大切なことで、いま、この本に出逢えて本当に良かったと思っています。

ちなみに、もし可能であれば是非、Audible版でもお楽しみ頂きたいです。この本は登場人物それぞれを朗読家さん(声優さん)がお読みになっているのですが、皆さまお見事で、シーンシーンが瑞々しくアタマの中に浮かび上がるようなのです。さらに背景音楽もとても素敵で、この本の魅力を何倍にも膨らませています。

という訳で、今回は永松茂久さん著『喜ばれる人になりなさい 母が残してくれた、たった1つの大切なこと』のご紹介でした!

Karin