2016年6月29日。

手を伸ばせば触れられそうな距離で、BjorkがDJをしていた。

そんなことってある？あのBjorkだよ。

相変わらず妖精のような不思議なエネルギーに包まれている彼女。

どこまでも自由で、挑戦的で、愛に満ちた音のシャワーを浴びていると、

いかに自分が窮屈な思考にとらわれて小さくまとまっていたかを思い知る。

もっと開放しよう。音楽は難しくない。もっと自由でいよう。楽になろう。

私はなにが好きだった？なにに心が震える？

あぁそうだ。こんな感じだ。こんな感じが好きだった。すっかり忘れてた。

なんて、、爆音に身体を突き上げられながら、心はとても静かで、

今後の自分について思いをめぐらせていた。

Karin